FXで利益を出すためには、
自分に合った口座選びが重要です。
この記事では、国内口座と海外口座の
違いをわかりやすく解説し、
それぞれの特徴を比較します。
さらに、目的やニーズに合った業者を
選ぶためのポイントも紹介していきます。
FX業者について
先生！今日はFX業者について
教えて下さい！
もちろんです。
FXで取引をするためには
FX証券会社（FX業者）
を通して
口座開設をしなければ
取引はできません。
そして、国内口座と
海外口座があって
それぞれ種類も多いのです
なるほど、
FX業者を通して
口座開設は必須なんですね。
種類が多いと
何を基準に選んだら
いいですか？
同じような
悩みを抱えているFX初心者も
多いと思いますので、
今回は国内口座、海外口座、
それぞれのメリット
デメリットを比較しながら
できるだけわかりやすく
解説していきたいと思います。
更に自分がかなり重宝している
FXで負けにくくなる
便利機能なんかも
紹介していきますので
是非最後までお付き合い下さい
YouTubeにて動画でも
解説していますので、
動画派の方はこちらをご覧ください
レバレッジ比較
先生、レバレッジって
テコの原理って意味ですよね？
国内口座と海外口座では
どう違うんですか？
国内口座のレバレッジは
最大25倍までしか
かけられないのに対して、
海外口座は
証券会社によって変わりますが、
約1000倍
なんてところもあります。
1000倍って！
なんでそんなに違いが
あるんですか？
実はこの背景には
2008年のリーマンショックがあります。
当時日本では
最大レバレッジは400倍で、
非常に高いリスクを伴うものでした。
リーマンショック後、
多くの個人投資家が
損失を被ってしまい
それを受け
金融庁は投資家保護の観点から
FXに関しては
最大25倍のレバレッジと
法律に定めたのです。
日本国内のFX業者であれば
必ず金融庁に登録をしなければ
運営ができない事になっていますので
国内業者は最大25倍までと
なっています。
へ〜そんな背景が
あったんですね。
レバレッジが違うと
どんなところに
違いが出てくるんですか？
画像のように
レバレッジが高ければ
必要資金は少なく、
レバレッジが低ければ
必要資金は多くなります。
要は
国内口座を使う場合には、
ある程度資金を
用意しないといけない
ということです。
なるほど、
具体的にどれくらいの
お金を用意しないと
いけないのでしょうか？
これは各FX業者の独自の
システムにより最小限に
証拠金を抑えての数字に
なりますが、
例えば
ドル円のレートが
$1＝140円だったとして
一万通貨という取引量
（1pips動いて100円の取引）
をするのには
国内口座の場合は
約56,000円の証拠金が
必要になります。
一方で、
海外口座の場合は
約1400円の証拠金で
同じ取引ができてしまいます。
そんなに違うんですか！
じゃあ、僕みたいに
少ない資金で始めたい場合は
海外口座が良いということ
になりますかね。
ちなみに、先生はFXを始めた
当初はどちらを選んだんですか？
私は、
10万円を握りしめて
海外口座で
FXをスタートしましたね。
懐かしいです。
取引プラットフォーム比較
続きまして
取引プラットフォームについて
比較していきます
国内口座はFX各業者ごとに
独自の取引プラットフォームがある
のに対して
海外口座はほぼ統一されています
先生！取引プラットフォームって…
聞きなれない言葉ですが…
取引プラットフォーム
っていうのは
FXの売買を行う場所
と言ったらわかりやすいですかね。
また取引を行う時に
テクニカル分析の場合は
線を引いたり
インジケータを使ったり、
売買のタイミングを
より正確に判断するために
使います。
なので、
パソコンでいうソフトのようなもの、
スマホでいうアプリみたいなもの
ですね。
なるほど、アプリって
言われるとわかりやすいです。
国内のFXの各業者は
独自の取引プラットフォームを
採用しているため、
それぞれ使い方も違えば
使えるツールの数も違うので、
一度使ってみないと
使いやすいかどうかがわからない
といったデメリットがあります
FX業者の
口座を変えたい時などには
0から取引プラットフォームの
やり方を覚えないといけない
ということも
デメリットの一つになります
デモ口座などでやり方や
使い心地を試す必要があるため
少し面倒な部分があるかと思います
なるほど、
どれくらい違うのか…
みてみたいんですけど…
実際に私が使っている
国内FX業者の画面比較です。
こちらが
GMOクリックFX
のチャート画面になります。
ほ〜、ボタンの位置が違っていたり
ボタンの数も表示も違いますね
ある程度は
自分好みに画面の配置などは
変えているので、
大まかな違いはないが
使いやすさとか
見やすさなども
違いますよね。
一方で
海外口座は
トレーディングビュー
（TradingView）や
メタトレーダー4
メタトレーダー5
MT4,MT5とも言いますが
有名な取引プラットフォームが
ありますので
この２つの取引プラットフォームの
使い方さえマスターすれば
海外の証券会社は
大体共通で使えるでしょう。
証券会社の変更や複数の
口座での運用の際には楽ちん
ということですね
なるほど、
その２つの海外口座の
取引プラットフォームに
違いはありますか？
上の画像が
TradingViewという
取引プラットフォームですね。
こちらがMT５ですね。
国内口座同様
ボタンの配置や表示の
違いはありますが、
基本的な使い方はほぼ
同じですね。
なるほど、
僕みたいな初心者には
やはり複雑に見えて
しましますね。
基本的な使い方とか
操作方法の
解説などは
ないですか？
こちらの動画に
まとめてありますので、
是非参考にしてみて下さい。
信頼性、安全性の比較
続いて
信頼性や安全性について
比較していきます
国内口座については
日本の金融庁に登録されていて
厳しい審査をクリアして
の運営ということで
信頼性は高いですね
またほとんどが大手企業なので
安心して使うことができます
国内口座は
なんとなく安心感が
ありますが
海外口座は金融庁に
登録していないので
使ってはいけないって
聞いたことがあるんですけど…
海外口座は
日本の金融庁には
登録されていないので
危険！とか
使用禁止！とか
信頼に欠ける！と思っている方
多いんですけど
海外の証券会社は
海外の金融ライセンスを取得
していて
個人的にはさほど
信頼性は変わらないと思います。
同じように
厳しい審査をクリアいるので
安全性も同じように
考えていいと思います。
そして決して
海外口座を使うと
違法とかっていうことも
ないですし
海外の大手のFX業者であれば
信頼性は
国内口座と同等と
考えていいと思います。
あなたが自ら海外口座を選んで
利用する分には
全く問題ないです。
ただし…
ただし？…
あまり耳にしたことがないとか
マイナーなFX業者に関しては
トラブルに合わないために
よく調べてから
選んだ方がいいと思います。
なるほど！分かりました。
でも先生、海外口座って言うと
英語のイメージがあって…
僕英語苦手なんですよね…
もし、海外口座を
検討中で
英語に不安を感じていても
安心して大丈夫です。
海外のFX業者が大手であれば
大体、海外在住の日本人向けに
日本語でサポートしてくれますので
英語がわからなくても
全く問題はないですし
一度サポートに問い合わせてから
利用するか
決めてもいいかもしれないですね
一度問い合わせるという
手があったんですね。
一度聞いてみようと思います。
先生のおすすめの口座はありますか？
参考になるかは分かりませんが
先ほど紹介した
FX業者は
個人的にはかなり使いやすいです。
5年以上使っていますが、
トラブルや不具合もなく
ストレスなく使えています。
スプレットとは？pipsとは？
続きまして
スプレッドについて
比較していきます
スプレットって…
何ですか？
スプレットは
トレードをする時の
手数料の事です。
先ほどのチャート画面で見ると
この部分が手数料を
示している所です。
0.2は何の事ですか？
0.2pips（ピップス）
になります。
pipsも聞き慣れない言葉だと
思いますので
説明するとこんな感じです。
最初は
難しく聞こえますが、
この『何pips動いた』
というのは
頻繁に出てきますので
覚えておくと良いでしょう。
1pip＝0.01円（1銭）
10 pips＝0.1円（10銭）
100 pips＝1円（100銭）
になりますので、
ご参考までに。
頭が爆発しそうですが
頑張ります。
ということは
FXのトレードの
手数料自体はかなり
安いという
解釈で大丈夫ですか？
国内口座と海外口座では
少し手数料も違ってきますので
比較していきますね。
スプレット比較
スプレッドは狭いや広い
という言い方をしますが
国内口座の場合は
スプレットはかなり狭いです
手数料が安ということに
なりますので
トレードの頻度が高い方とか
手数料を極力抑えて
トレードしたい方は
国内口座がおすすめですね
一方で海外口座は
スプレットが国内口座に
比べて広くなります。
なぜ差があるんですか？
レバレッジが効くから
海外の方がスプレットが
広いとかですか？
確かにそれも関係していますが
海外口座の場合は
取引方法が違います。
取引方法が違う？
多くの国内口座は
DD方式
（ディーリングデスク方式）といって
FX業者の
ディーラーを介して
注文が約定されるので
約定スピードは早いですし
スプレットも狭いです。
デメリットとしては
透明性や公平性が低い
という事です。
また最終的に注文は
世界中のFXに関わる
すべての注文が集まる
インターバンク市場という
場所に流れていきますが
DD方式ではFX業者判断で
インターバンク市場に
流すか流さないかが
決められます。
注文を呑むという
やつですね。
それに対して
海外口座はNDD方式
（ノンディーリングデスク方式）
といって
注文をしたら
直接インターバンク市場に
通されるので
スプレットが広く、
約定スピードは
DD方式より
劣ってしましますが
約定率は高く
透明性や公平性も高いです。
先生！日本語を喋っているとは
思えないほど、難しいんですけど…
失礼しました。
要は直接か間接的かで
覚えていただければ
大丈夫です。
画像で説明すると
こんな感じになります。
なるほど。
どのように使い分けたらいいですか？
国内口座はスプレットが
狭く、約定スピードが速いので
比較的取引時間が短い方向けに
なりますし
海外口座は
スプレットが広い分
約定率が高いので、
ゆったりデイトレードが
したい方向けになります。
なんとなく分かってきました。
実際どれくらいの手数料の
差なんでしょうか？
ドル円の場合、
国内口座ですと
平均02pips
海外口座ですと
平均1.5pips
になります。
金額で言うと
100円の取引量であれば
国内口座は毎回
トレードするのに20円かかり
海外口座は150円ぐらいかかる
といった感じですね
なるほど、
円にすると分かりやすいですね。
取引を頻繁に行う方だと
国内口座の方がよさそう…
ということは
資金をある程度用意できて
取引時間回数が多い方は国内口座
資金が少なく、ゆったりデイトレード
をしたい方は海外口座
といった感じでしょうか？
おっしゃる通りです。
なので、
いずれスキャルピングも
デイトレードをするように
なれば使い分ける必要が
出てきます。
税金比較
続きまして
税金について比較していきます。
先生！僕にはまだはやい
気がしますが…
稼げている自分を想像
しながらFXに取り組むと
知識も吸収しやすいですし、
ワクワクした気持ちで
取り組むことができるので
おすすめですよ。
またどれだけ鮮明に
想像できるかが鍵になります。
確定申告しなければいけない
自分を想像するときに
明確な情報がないと
想像しづらいですよ。
なるほど、ならば
聞かせて下さい。
僕もとりあえず
確定申告できる事を
目標にします！
その調子です！
国内口座であれば
税率一律20%になります。
働きながら、副業として
FXしている方であれば
FXの利益が年間20万円を
超えた時点で雑所得として
確定申告をしなければいけません。
利益20万円ですか！
意外と少ないんですね。
FXで利益が出ている自分…
確定申告している自分…
先生！
ワクワクしてきました！
トレードが安定する所まで
辿り着けば、意外とすぐですよ。
俄然、やる気が出てきました！
また、自営業や
専業トレーダー、主婦の方であれば
FXでの利益が
年間38万円以上で
課税対象になります
この辺りは最低でも
押さえておくことを
おすすめします。
目標が立てやすくなるので
いいですね。
海外口座も同じなのでしょうか？
基本的には同じですが
海外口座は
課税方法が少し違ってきます。
総合課税といって
給与所得、雑所得、
事業所得などが
合算されて税金が決まります。
大体の目安になりますが
自分の所得と
FXの利益と合わせて年間で
330万円を
超えてくると
国内口座の方が
税金対策になるかと思います
なるほど、
では最初は海外口座から
始めておいて
利益と自分の会社の
給料を合わせて330万円
以上になってくるようであれば
国内口座に切り替えた方が
良さそうですね。
FXで出た利益がどれくらいになったら
確定申告をしなければいけないのかは
しっかりと把握しておきましょう
会社勤めの方なら年間で20万円以上
自営業の方なら年間で38万円以上で
確定申告すると覚えておきましょう！
そして海外口座から始め、
年間の所得が合計で
330万円を超えてくるようなら
国内口座と使い分けることを
検討しましょう。
入出金のしやすさ比較
続きまして
利益が出始めた時には
大事な出金スピードや
入金のスムーズさなど
手数料なども比較して
いきます。
国内口座は国内なので
当たり前ですが
入金は即日に反映される
業者がほとんどです。
また出金に関しても即日
遅くても2〜3営業日程度で
出金が可能ですね。
手数料に関しては
振り込み手数料程度です。
日本の銀行の口座と
あまり変わらない
イメージですね。
海外口座はどうかというと
入金出金のスピードに関しては
実は大手であれば
国内口座とほぼ同じ
のところが多いですね
そうなんですか？
手数料も〇〇円以上は
手数料無料だったりもします。
ただし
出金金額が
少額だと手数料が
高くなる傾向にあるので
そこは注意が必要ですね。
手数料無料はいいですね
でも先生！海外口座は
出金拒否があるって
聞いた事があるんですけど…
FX業者によっては
入金と同じ方法でないと
出金ができないなど
それぞれ独自のルールもあります。
それと取引のルールなどもあります。
取引に関してのルールを
破って不正に利益を得た分に
関しては出金拒否が
あるのは事実です。
しかしそれは国内口座も同じです。
あらかじめ取引のルールは
しっかりと調べてから
口座開設するといいと思います
なるほど！
ちゃんとした原因があって
出金拒否されるんですね。
問い合わせてから使うと
いいよって先生が
言ってくれたので
トラブルも防ぐという意味で
細かく問い合わせてみようと
思います。
まとめ＋おすすめ機能
ここまでまとめますと
国内口座は
ある程度資金を用意できて
スプレッド料を抑えたい方
長期的に運用する予定の方で
追加資金が可能な方
一つの証券会社を長く
使える方向けになるかなと
思います。
海外口座は
少額から運用したい方
スプレッド分は少し高くても
約定力を優先したい方
ゆったりトレードしたい方
また国内口座にはあまり見られない
ボーナスを利用して
取引したい方
といった感じですね。
ボーナスってなんですか？
ボーナスは口座開設をした時に
貰える出金が不可な資金と
言ったら分かりやすいですかね
入金時にも貰えるボーナスが
あったりもします。
例えば５万円入金したら
口座の合計残高が10万円
になっていたりとか。
それはありがたいですね。
出金はできないけど、
資金が倍になるとかすごいですね。
いくつかおすすめの
キャンペーンを載せておきますので
参考までに。
期間限定のものもありますので
ご注意ください。
チェックしておきます！
あと個人的に
愛用しているおすすめの
機能なんかも
紹介させていただくと
どんな機能ですか？
よくプロトレーダーが
パソコンの画面を
4つとか
6つとか並べているの
見たことがあると思いますが
こんな感じですか？
まさに！
実はスマホでも
できちゃうんです。
私はスマホでチャートを見て
取引することが多いので
この機能を
使っています。
お〜なるほど、
こんな機能もあるんですね
慣れてしまえば、
全体像も把握しやすく
かなり重宝しています。
MTF分析につながる
ところもあるので
MTF分析が苦手な方は
是非使ってほしい機能です。
先生、ありがとうございます
自分も使ってみます！
いかがでしたでしょうか？
是非この記事を参考に
あなたに合ったFX業者を
お選びください。
少しでも参考になれば幸いです
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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